「そのウィッシュを大声で言え!」
ほとんどの人が子供の頃「ドラゴンボール」を見たことがあるが、主人公の孫悟空は、願いが叶えられる7つの「ドラゴンボール」を集めるために、世界を旅するというストーリーだ。
2021年公開されたCGアニメのコメディ映画『ウィッシュ・ドラゴン』では、7つのドラゴンボールを集めなくても、ピンクの毛むくじゃらのドラゴンを手に入れることできる!
Fox Renderfarmでレンダリングされた『ウィッシュ・ドラゴン』は、2021年1月15日に中国で劇場公開され、年内にはNetflixで海外公開される予定だ。
Chris Appelhansが脚本と監督を手がけ、ジャッキー・チェンが主演を務めるこの映画は、大きな夢を持ちながらも経済的には恵まれていない大学生のディンと、皮肉屋だが願いを叶える力を持つドラゴンのロン(ジャッキー・チェン)が2人で、ディンの行方不明になった幼なじみを探すために、現代の上海で行った冒険物語となっている。
1月19日、Fox Renderfarmは、SNSで「ファンへのウィッシュ・ドラゴン無料チケット」プレゼントキャンペーンを開催した。多くの方が、この作品への愛と期待を込めたコメントを残した。
目を引くチャイナ-要素
『ウィッシュ・ドラゴン』における中国要素は、多くの中国人観客の心を打つ。また、世界中の観客に中国を紹介する内容にもなっている。
監督のChris Eberhansさんは幼少の頃、上海で性格の似た同い年の友達に出会ったそうだ。そのため、Chris Eberhans監督は幼少期の思い出を映画の中に取り入れようと、背景を中国の上海に設定したという。
石庫門、南浦大橋、東方明珠ラジオ&テレビ塔のほか、柔らかくてかわいいドラゴンや急須のデザインには、中国の伝統文化の特徴を全面的に出している。また、ドラゴンはエビ味のチップスが大好きで、テレビや飛行機、エアコンなど、見たこともないものには興味津々だ。
300万本の毛を持つピンクのドラゴン
中国要素だけでなく、ピンクのドラゴンにもかなり印象的だった。しかし、この役を作るにあたって、クリエイティブ・チームは数多くの困難と挑戦を乗り越えてきたのだという。1つは、実際に参照できるものがないため、最終姿を決めるにあたって、アニメーションチームはドラゴンの全原画や近年のアニメーション作品をすべて参照したそうだ。ドラゴンの動きをより俊敏かつ優雅に見せるため、モデリングやリギング中に300万本の毛を入れ、体に1000以上のコントローラーを作り上げている。おかげでドラゴンは柔軟に動けるだけでなく、自身を四角や丸などの形に変えることもできるのだ。そのほか、ジャッキー・チェンの吹き替えや武術のシーンも、この映画の見所となっている。
Fox Renderfarmは、ウィッシュ・ドラゴンのクラウドレンダリングパートナーとして、CG業界向けに高品質のクラウドレンダリングサービスを提供し続けている。Fox Renderfarmは、技術の進化を遂げ続けていくとともに、『ウィッシュ・ドラゴン』のように、中国要素を取り入れた作品がこれからも中国の伝統文化や物語を世界中に向けて発信することを願うばかりである。
映画『ウィッシュ・ドラゴン』はただ今公開中!ご家族や大切な方と一緒に願いを見つけましょう!
参考